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政策提言について補足

事務局 長谷川です。 

紅葉の季節も終わり、京都の街に静けさが戻ってきました。京都を訪れる観光客はまもなく5,000万人に達し、経済波及効果も1兆円を超えるなど、観光は京都の大切な産業です。

 しかし、京都に住まう人にとって、春秋の観光シーズンの交通渋滞はなんともアタマの痛い話。観光地として有名な嵐山や東山で、マイカー規制などの交通実験が行われていますが、交通渋滞解消の決め手にはなっていません。

 そんな中、今回私たちが提言した「観光地や都心部のロードプライシングによる交通規制」について、京都で実現できないかというご意見を賜りました。

 このロードプライシングは、交通渋滞や大気汚染の著しい地域に入る自動車に課金をして渋滞を緩和、大気汚染を改善しようというものです。ロンドンやシンガポールではすでに実施されていますが、日本ではまだ行われていません。東京でも検討しましたが、導入を見送りました。

 京都市の予算を見ると、人件費や扶助費などの義務的経費がし税収入を大きく上回り、厳しい財政状況にあります。そんな中、車で京都を訪れる観光客からお金を徴収することにより、交通量を抑制、環境にもやさしい都市を目指すことができれば、京都の最大の課題でもある観光シーズンの交通混雑解消に期待できるとともに、その収入分を環境対策にまわすことができるのではないでしょうか。

 

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孫の顔をみてきました :

この1週間、孫が住んでる千葉県のある市に行って来ました。

ここでは、ごみの分別が進んでいたので、感心しました。

ただ、分別後のリサイクル先が見えないので、ちょっとガッカリしましたので、ぜひ京都市では、目に見えるリサイクル、たとえば、ゴミ袋くらいは、市民のごみから創ってみてはいかがですか。

 孫の顔を見てきましたさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 名古屋などごみの分別では先進地がいくつかありますが、お孫さんがお住まいの所もそうなのですね。
 京都市でもプラスチック製品の分別など徐々に体制としては進めているようですが、ご指摘のように、確かに分別後のリサイクルが不透明ですよね。それをゴミ袋にリサイクルするというのは、素敵なアイデアですね!

 

 

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