活動報告/クオリア京都

 


 

 

「地球温暖化」について



 

「地球温暖化」についての画像1

地球温暖化が騒がれていますが、これをサイエンティフィックに理解して欲しいと思います。 CO2が増加しても、地球の温暖化には影響をしません。 温暖化の一番の要因は、水蒸気です。 これらがクラスターを作ると雲になりますが、雲が増えれば太陽光線を減らしますし、雲が1%増えれば、温度は1度下がりますし、1%減れば温度が1度上がります。 

太陽も正確ではない周期で核融合をしていますので、コンスタントには燃えていません。 黒点が多いときはアクティビティが高く、オーロラの出方も変わってきます。 400年程度の周期の繰り返しで温暖化、寒冷化を±3度程度で繰り返しています。 現在はCO2が増加したのと温暖化の周期が一緒になっているので、そのような誤解があります。 
私は30数年来、赤外線の観測をし、分析をしています。 これはどの大学の研究室よりもデータを持っている自信があります。 温度が上がると空気が膨張しますので、その仕組みを利用して濃度を測っています。 科学的に分析することが必要です。 

イギリスではCO2問題から、原子力発電への移行を進めています。 火力発電の代替として、プレッシャーが弱まったからです。 EUは最近様々な国を加盟させていますが、彼らはもの凄いCO2の排出権を持っているからです。 つまりよれよれの老人がたくさんの貯金を持っていて、それを孫が使わせようという魂胆です。 
結果的にこれは大気中に排出する量を増加させることになるのですし、インチキだとわかっているのですが、それを認めません。 日本は、何をやっても金を払わなければいけないシステムになっています。 排出権もきっと買わなければいけなくなるでしょう。 風力発電もされていますが償却するのに数十年かかることになります。 サンディエゴなど一定の季節風が年中吹いているところでは安定した電力が供給できますが、日本では吹いたり止んだりというところが多いですから、発電と消費のバランスがとりにくくなっています。 

また最近「地球に優しく」「悩める地球を救え」等と言うことが言われていますが、私は、では地球が健康な状態とはどのようなものか、と聞きたいですね。 地球が誕生したことは炭酸ガスで溢れていましたので、病気なのでしょうか。 地球の健康な姿など、誰も答えられないのではないでしょうか。 地球を46歳とすると、人間は生まれて2時間程度の赤ちゃん。 そんな人に「あなたは病気だ。 救ってあげよう」と言っているようなものなのです。 思い上がりも甚だしいです。 

〔2009年11月04日 18:17 堀場雅夫相談役のコメントから〕

 

 

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