2007年12月アーカイブ
寄せられたご意見を受けて
事務局です。今年ももう僅かとなって参りました。
さて、本日、事務局に下記のメールを頂戴しました。
来年2月の京都市長選挙は、50年後、100年後の京都市を創るうえで重要な選挙と位置づけています。その割に市民の関心は高いとは言えず、私たちはこの市長選挙を契機に、京都の進むべき方向性と取りくむべき施策について考えようと問題提起をさせていただきました。
来年1月にはご指摘の内容も含めた具体的な提言をまとめ、京都市長候補者にぶつけることにしています。
以上、今後ともご注目いただきますよう、よろしくお願いいたします。
●●寄せられたご意見 2007年12月28日 15:47●●
いったい何をしようとしているのか。学者や1部の経済人のお遊びなのか、2回の全面広告を見る限りさっぱりわかりません。高い広告料を使うならもっと具体的に市民の胸に落ちる政策や提言をお願いします。
上京区 とし坊
寄せられたご意見
事務局です。
本日も、事務局のお葉書をいただきましたので、紹介させていただきます。
■Yaさん(山科区)
1)敬老乗車券。お金を持っているのに。敬老割引券に変えて欲しい、ぜひとも。他府県の人は無料だと思っている。
2)お寺の拝観料、高いと思います。古都税はどうなったのか?
3)職員は悪事しないこと。給料は税金からです。
4)市財政赤字。無駄遣いが多いと思います。
5)特養ホーム、早く入所できるように。
6)現市長の退職金。京都新聞にて、4,000万円とか。あまりにも多いのでびっくりした。赤字なのに。
公開討論会が開催されます
事務局です。今年もあと僅かになって参りました。
来年1月31日の午後7時から、京都青年会議所の主催で、京都会館会議場にて、京都市長選への立候補予定者の公開討論会を開催するそうです。
当日、会場(無料、申し込み不要)からの質問は受け付けないそうですが、予定者からの質問をホームページにて事前に受け付けるそうです。
私たちが暮らし、働く京都。京都市長選は、京都の未来を創る上でもとても大事な節目です。そういう意味でも、この公開討論会はとても意義のあることだと思います。
ぜひ、1月31日は京都会館へ行きましょう!(あと、事前に質問事項も入れましょう!)
拝啓 次期京都市長さま
今日も、丁寧に書かれたおハガキを頂戴しましたので、ご紹介させていただきます。
■Kiさん(山科区)
拝啓 次期京都市長さま
京都を上空から見れば、かつては御所を中心にした美しい曼荼羅でした。その面が線となり、今や点になり、消滅の危機を迎えています。
個性豊かで品位のあった河原町通。北白川通。東山通。北山通。これも個性が無くなりました。
京都の歴史を歴史を知り、美意識を高めること。これは、市職員の方にもお願いしたいことです。東山に広葉樹を植え、農業や植林に力を入れるべきです。美しい京都を取り戻したい。
大阪府知事選から見る、京都市長選
事務局長谷川です。
混迷を続けた大阪府知事選挙は、自公に対して民主も独自候補の擁立を決め、三極選挙が決定した。太田知事の突然の3選不出馬宣言を受けて、告示まで残す所20日余りというぎりぎりの所で選挙構図が決まったことになる。大阪復権をかけた大阪府知事選挙、大阪府民の判断に注目が集まる所だ。
ところで、こちら京都市は、自公民対共産というこれまでと同じ選挙パターンとなるが、候補者選考の過程で、政党の枠組みが中心となり政策論議が不在であつたと有権者の多くが思っているのではないだろうか。
少子高齢社会への対応、行財政改革などについて、候補者はどのような政策を掲げ実行しようとしているのか。明日は前京都市教育長の門川大作氏が立候補表明を行う予定。すでに弁護士の中村和雄氏、そしてムーンバット相談役の岡田登史彦氏が立候補を表明しているが、「これからの京都をどうするか」に絞った市民に判りやすい政策論議により、京都市長選挙を身近なものにして欲しいと願う。
12日の「寄せられたご意見」について
事務局です。12月も半ばになり、何かと気ぜわしい毎日ですね。
さて、12日ご紹介いたしました、Oさんからのご意見について、Yさんからさらにご意見をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
■Yさん
京都市は国に比べて給与162%」というのは、「地方公務員の給料は高い」という財務省のプロパガンダのことでしょうが、あれは極めて悪質なデマであることを既に京都府・京都市共同で財務省に抗議と訂正をキチンと申し入れています。
巷に溢れる情報を如何に適切かつ批判的に処理し、議論のための前提とするか、難しいなあとは思いますけど、一方的な決めつけでは議論にはならないでしょう。ダニやドラキュラ呼ばわりされては、大多数の真面目な公務員は腐ってしまうだけです。それくらいなら、「公務員諸君、書を捨て、街へ出でよ。さらば市民との協働の径は開かれん。」と共闘を求めていただく方が建設的なのではありませんか?
「情報公開」と「コミュニケーション」が前提の「オープン・ガバメント」こそがガバナンス重視の新しい自治の形態であると思いませんか?
・・・・
どうぞ、みなさまもお気軽にご意見を下さいませ!
寄せられたご意見
事務局です。
本日、とても丁寧に書かれたお手紙をいただきました。
お名前をイニシャルにして、ご紹介させていただきます。
■Oさん
日本人は何に向かって生活しているのか!と考えると、日本はやはり世界で活躍している企業、素晴らしい大・中・小企業である。何もお粗末な政治でもないし、公務員のようなダニでもない。云いすぎればそれ等はドラキュラーである。
そこで京都地方公務員は、大した仕事もせず、国家公務員の給料を100%とすると、京都は162.5%も給料が支給されている。まことに無駄な事だ。今後の国家地方財政を考えると、貧しい市政である。地方分権並びに道州になると、人材の貧しさゆえに反対としか云えない。
京都議定書10年
今年2007年は、COP3の「京都議定書」から10年。「京都」という言葉が世界中の会議で聞かれるようになった契機でもあります。
水素エンジン自動車が京都に来ているようです。
自動車の通行総量を減らして環境への負荷を押さえると同時に、自動車そのものの技術革新も並行して進めることが大事ですね。
余談ですが、私事務局は、市内の移動は(雨でない限り)もっぱら自転車です。環境・・・というよりは自分の健康のためではあるのですが、まちなかを自転車で走るのは、最近とても肩身が狭い想いをしています。走る場所の少なさ(歩道は危険・車道はこっちが危険)、そして駐輪できる場所の少なさ。
公共交通しかり、自動車の代替移送手段の整備も並行して必要なのでしょうね。
寄せられたご意見
事務局です。
今回も、事務局にメールでお寄せいただきましたご意見をご紹介したいと思います。
(お名前は、いただいたお名前をイニシャルでご紹介させていただきます)
■Kaさん
グッとくるまち 京都を創ろう に共鳴します。
ネット以外に、政策提言をもっと露出する方法は、なにか考えてますか?
・・・・有り難うございます。今後も、ネット以外に広告やその他の媒体で情報を発信していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
■Koさん
拝啓 次期京都市長さま の新聞記事みました。
候補者のマニフエストもさることながら、それを裏付ける予算案も一緒に発表して欲しい。
具体的提案としては天皇陛下が京都へお戻り頂く運動を提案して欲しい。
お金をかけて物を作るだけが政治だと思いません。
民間人を希望。
同和対策が最大のテーマ
・・・・ご意見とアイデアを頂戴し、有り難うございます。
今後もみなさまからのご意見をお待ちしております!
政策提言について補足
事務局 長谷川です。
紅葉の季節も終わり、京都の街に静けさが戻ってきました。京都を訪れる観光客はまもなく5,000万人に達し、経済波及効果も1兆円を超えるなど、観光は京都の大切な産業です。
しかし、京都に住まう人にとって、春秋の観光シーズンの交通渋滞はなんともアタマの痛い話。観光地として有名な嵐山や東山で、マイカー規制などの交通実験が行われていますが、交通渋滞解消の決め手にはなっていません。
そんな中、今回私たちが提言した「観光地や都心部のロードプライシングによる交通規制」について、京都で実現できないかというご意見を賜りました。
このロードプライシングは、交通渋滞や大気汚染の著しい地域に入る自動車に課金をして渋滞を緩和、大気汚染を改善しようというものです。ロンドンやシンガポールではすでに実施されていますが、日本ではまだ行われていません。東京でも検討しましたが、導入を見送りました。
京都市の予算を見ると、人件費や扶助費などの義務的経費がし税収入を大きく上回り、厳しい財政状況にあります。そんな中、車で京都を訪れる観光客からお金を徴収することにより、交通量を抑制、環境にもやさしい都市を目指すことができれば、京都の最大の課題でもある観光シーズンの交通混雑解消に期待できるとともに、その収入分を環境対策にまわすことができるのではないでしょうか。
コメント(2)
広告第2号を掲載しました。
事務局です。本日の京都新聞朝刊に、第2号となる意見広告を掲載しました。
是非、ご覧になって下さい。
広告内容は、以下の通りです。ぜひみなさまのご意見をお寄せ下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
拝啓 次期
地域主権国家のモデル・京都を創るために
■ 日本の原点・京都。市民の誇りをどう高めますか?
■ 少子高齢社会。「ぴちぴち」活動できる環境を、どう創りますか?
■ 京都の経済・産業発展のために、どう取り組みますか?
■ グッとくる豊かな暮らしを、どう創りますか?
■ 市職員の活性化と市行政・財政の改革に、どう取り組みますか?
市民の皆様も、このテーマについて一緒に考えましょう。
寄せられたご意見
今後もぜひ、お気軽に事務局へメールもしくは本ブログへのコメントでよろしくお願いいたします。
■ご意見(抜粋)■
1:段階的に京都市内から電柱を無くす。2:段階的に京都市内の全ての道路に歩道をつける。
3:段階的に京都市内の全ての交差点に”Hump”をつける。
今朝の朝日新聞朝刊にて貴会の設立と今後の活動予定を読みました。”Good Luck!!”と思うと同時に期待すること大です。
豪州、米国居住から京都、日本、に戻って約10年。昔育った京都がこの40余年間に殆ど良くなっていないのを一市民として実感している毎日、他にも色々”こうすれば”、”ああすれば”という点は有るものの、一番数値目標として達成度を表し易そうな上記三点を今後の京都という”目標”を作図する為に考える事をお勧めしたく思いメールしました。
ヨーロッパやアメリカの観光都市で京都ほど醜い電線が町中に張り巡らされている所は有りません。街中での歩行者が危険に晒され続けている度合いも京都は非常に高いと思います。日本の他の街に比べて良い方だと言う議論では世界に通用しません。何とか京都をもっと良い街にしたいと心から思います。
忘年・・・でない会
今日は、京都クオリア研究会の会議の後、忘年・・・(忘れれたらいかん!と堀場さんに叱られましたので)でない会を開催。美味しいお食事をいただきながら、総勢10名でのお食事会でした。
産・官・民それぞれの立場から忌憚ない意見交換を行いながら、知的好奇心が「ぐっと」くる、クオリア研究会らしい楽しい宴となりました。
会議の開催
京都も、いよいよ冬本番な寒さになって参りました。
先日、研究員の有志でミニ会議を開催しました。
先日発表した意見広告や提言内容を踏まえ、今後の展開や提言内容の深化に関する意見交換です。
「よるバス」の運行
これは、公共交通を便利にしてまちなかの活性化を目指そうと、地元の商店経営者らが共同で設立した事業組合「京都まちづくり交通研究所」(宇津克美代表)が、市交通局に運営を委託する方式で運行されています。
路線は河原町三条北から四条河原町南まで、よるバス専用のバス停4カ所を経由した後、京都駅まで直行するそうです。始発は22時で最終は午後23:30発。
これまで市バスの便数が少なかった時間帯に10分間隔で計10便を走らせ、運賃は220円だそうです。
「市民の足」としてのバスの役割は大きいのですが、他都市と比較しても公共交通の最終便が早い京都。
加えて、観光シーズンにはマイカーラッシュが相変わらず続いており、市民だけではなく観光客にも不評である公共交通。
そして課題のひとつである「終了が早い」という課題に対して、民間から動き出したのが今回の「よるバス」です。
「公共交通が変われば、くらし、まちが変わる」というメッセージも、今回の私たちの提言には含んでおりますが、「よるバス」の取組は、交通改革の第一歩になるのでは、と密かに期待しております。
コメント(4)
よるバスの対象者は、どこにおいているのか、ちょっと理解できまへん。
京都駅行きだけじゃ、どうなんでしょう・・・
みどりさん、こんばんは。コメント有り難うございます。
聞くところによると、まずは繁華街や都心部界隈から京都駅経由で帰宅する人を対象としているようですね。
私は自転車族(笑)なのでよく存じ上げないのですが、最終バスあたりの河原町通のバス停は、乗車まちの人でもの凄い行列のようです。そのような方を先ずは対象として、四条河原町からノンストップで京都駅まで運んでいるようです。
利用された方は「結構便利」といわれていました。
でも、確かに「北行き」「西行き」も欲しいですね。
ロンドンにはナイトバスというのがあります。
深夜から早朝にかけてずっと走っているそうです(1時間に1本位)。
かなり便利で助かったと以前ロンドンに住んでいた友人が言っていました。
どのようにして経営をしているのかは分かりませんが、ぜひやってほしいなって思います。
今回のよるバスが今後ロンドンのナイトバスになることを期待しますが、河原町周辺の活性化を図ろうとしたわけであまり広がりは期待できないように思います。
北部方面、南部方面に周回バスが1時間に1本出るのであれば、利用者は結構いるように思います。
夜中の京都の交通はタクシーしかないので、たとえ500円取っても、タクシー乗るよりも格段に安く、乗りたいなって私は思います。
(あと希望としては自転車の乗せられるバスですかね。)
candreamさん、こんばんは。コメント有り難うございます。
ロンドンの深夜バスというのは聞いたことがありますが、早朝にかけてずっと走っているのですか!それは凄いですね。
バスの利用者は決して「呑み会の帰り」だけではなく、様々な形態の仕事が有る中、通勤手段としても使われることも考えられますよね。
「帰りのバスがない(不便だ)から、自家用車で通う」
という人も多数いると聞きますが、終夜バスが走っていれば、マイカー抑制にもつながると思います。
ブログの運営について
本ブログの運営について、ご紹介いたします。
■カテゴリ
【活動報告】
京都クオリア研究会の活動について、ご報告します。
【詳細情報】
提言で掲載している内容について、補足説明や解説などを行います。
可能な限り、データも掲載していきたいと考えています。
【トピックス】
京都の暮らしに関するトピックスをご紹介します。
【つぶやき】
研究員それぞれが、日々感じていることを掲載します。
【事務局】
事務局から、コラム的な内容を掲載したり、お寄せいただいた意見な
どを紹介していきます。
■運営について
このブログは、私達から情報を発信するツールであると同時に、京都市民や京都に関心を持っておられる方との交流を行うことを目的で設置するものです。ですので、心ない書き込み等がございましたら、お断りなしに削除することがございますので、ご了承下さい。
以上、よろしくお願いします。
ブログを設置しました。
11月21日の京都新聞に掲載した意見広告を受けて、多くの方からご意見をいただくようになりました。今後は、このブログ上でも、ご覧いただいたみなさまと情報交換等ができれば、と思っております。
この1週間、孫が住んでる千葉県のある市に行って来ました。
ここでは、ごみの分別が進んでいたので、感心しました。
ただ、分別後のリサイクル先が見えないので、ちょっとガッカリしましたので、ぜひ京都市では、目に見えるリサイクル、たとえば、ゴミ袋くらいは、市民のごみから創ってみてはいかがですか。
孫の顔を見てきましたさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
名古屋などごみの分別では先進地がいくつかありますが、お孫さんがお住まいの所もそうなのですね。
京都市でもプラスチック製品の分別など徐々に体制としては進めているようですが、ご指摘のように、確かに分別後のリサイクルが不透明ですよね。それをゴミ袋にリサイクルするというのは、素敵なアイデアですね!