今年度最初のクオリアAGORA 2014、今回もおかげさまでとて…/お知らせ/更新情報の詳細


 

 


文字サイズの変更

 



 

今年度最初のクオリアAGORA 2014、今回もおかげさまでとても有意義に開催することができました。これも皆様方のご支援によるものと心から感謝いたしております。


 

今回のクオリアAGORAは、「イノベーション・ソムリエ論ー日本の産業は、立ち直れるか?」と題し、いつもディスカッションのファシリテーターを努めていただいております山口栄一(京都大学大学院思修館教授)さんに、様々なメディアを通じて得た膨大な情報より、ご自身の研究チームにて集計されたデータを用いてスピーチをしていただきました。

近年の歯止めのきかない貿易赤字、これはいわゆる所得の国外への漏出に他なりません。端的に言えば我国の産業の国際競争力の弱体化と言っても過言ではなく、それは配布していただいた財務省貿易収支統計データにもはっきりと現われていました。特に医薬品(中でもバイオ産業)の分野でそれは顕著で、お話しでは、なぜそのような事が起こってしまったのか? 日本と、また日本とは逆にその分野で好調な米国を例に挙げ、その制度やメンタリティーの違いなども踏まえ、実際にアメリカへ視察に行かれた時の様子なども交えたスピーチをしていただきました。「日本の産業が凋落しているとするならば、それは日本人の文化的な所に問題があるのではなく、制度に問題があるのではないか」と山口さんは仰います。

ではその制度をどうすればよいのか?...引き続いてのディスカッション、ワールドカフェでは、スピーチの内容の掘り下げや、山口さんより提唱していただいた「21世紀のイノベーションモデル」をもとに熱く議論が交わされました。

貴重なお話しをいただきました山口先生、またゲストディスカッサントとしてお越しいただきました西本清一(京都高度技術研究所理事長)さんと本田一泰(京都府企画理事)さんにはこの場を借りまして厚くお礼申し上げさせて頂きます。 ありがとうございました。
 
クオリアAGORAもいよいよ3年目を迎えました。今年度のテーマは「京都から挑戦する“新”21世紀づくり」です。先行きの見えない未来に、私達だからこそできる切り口で果敢に挑戦していければと思います。これからも変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


≪第1回クオリアAGORA 2014 WEBフォーラム≫
https://sv219.xserver.jp/~gloseq/goodkyoto.com/bbs_manager/forums.php?s=23&state=forum_view
↑をクリックすると該当のクラウドフォーラムを閲覧、またフォーラムへ参加することができます。
※ログインするにはパスワードが必要です

 

 

 

Tweet 


2014/05/22 (23:26:49)

前の画面に戻る


 

 


 

クオリア京都とは?

人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

京都クオリア塾

 


 

 
 

 

 

京都から挑戦する“新”21世紀づくり/クオリアAGORA

 


Get Adobe Reader


 

 



  Site Map