今年最後となります第7回クオリアAGORA2014、年末のお忙しい中…/お知らせ/更新情報の詳細


 

 


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今年最後となります第7回クオリアAGORA2014、年末のお忙しい中、またクリスマスの夜にもかかわらずたくさんのご参加ありがとうございました。今回もおかげさまでとても有意義に開催することができました。これも皆様方のご支援によるものと心から感謝いたしております。


 

今回のテーマは「持続可能な地球と私たちの為に~文化としての農業・文明としての食料~」と題し、龍谷大学経済学部教授・農学部設置委員会委員長の末原達郎さんにお越しいただきお話しをうかがいました。

先ず「今、何が問題なのか?」から、「私たちの生命を支える"食”について我々日本人はあまりにも考えなさ過ぎるのではないか」と言う問題提起で末原先生のお話は始まりました。 私たちの中には、もしかしたらそのような事は国が考えることだという認識があるのかもしれません。 しかし先生は「どうも国は考えていないようだ」と仰います。 国家が考えないのであれば自分達が考えるしかありません。 そこで、「個人」「家族」「地域社会」「(国家が考えていないので)文明」そして「人類」といった段階を追った視点から、食料について考えるガイドラインとなるお話、またさまざまなデータに基づいた「現代の日本の農業に何が起きているのか?」と言う、将来が少し不安になるような現状認識と「食料について考える事は自分達の生命を守るという事に他ならず、そのための教養として、今、農業について考える事はとても大切な事なのだ」とのスピーチをいただきました。

続いてのディスカッションでは末原先生、レギュラーディスカッサントの高田先生、山口先生のお三方に加え、ゲストディスカッサントとして料理研究科の大原千鶴さんにお越しいただき、文明としての食料について、食育や食習慣の変化、またわが国の農業は経済や政治の枠組みに取り込まれすぎていて実態が良く見えないといった閉塞的現状をどうすれば良いのかなどを、ワールドカフェでは「農家が経済的に成り立つ農業とは?」「若者が参入しやすい農業とは?」をテーマに熱く語り合いました。 (詳細は後日ホームページ上にてご報告いたします。)

とても感慨深いお話を頂きました末原先生、またゲストディスカッサントとしてご参加いただいた大原さんにはこの場を借りまして厚くお礼申し上げさせて頂きます。 ありがとうございました。
 
クオリアAGORAもいよいよ3年目を迎えました。 今年度のテーマは「京都から挑戦する“新”21世紀づくり」です。 先行きの見えない未来に、私達だからこそできる切り口で果敢に挑戦していければと思います。 これからも変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


≪第7回クオリアAGORA 2014 WEBフォーラム≫
https://sv219.xserver.jp/~gloseq/goodkyoto.com/bbs_manager/forums.php?s=29&state=forum_view
↑をクリックすると該当のクラウドフォーラムを閲覧、またフォーラムへ参加することができます。
※WEBフォーラムへはどなたでもご自由にご参加いただけます。

 

 

 

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2014/12/25 (22:56:29)

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クオリア京都とは?

人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

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京都から挑戦する“新”21世紀づくり/クオリアAGORA

 


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