春はもうすぐそこまで来ているはずなのに、冷たい風が吹きすさ…/お知らせ/更新情報の詳細


 

 


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春はもうすぐそこまで来ているはずなのに、冷たい風が吹きすさぶ中の開催となりました今日の「第8回クオリアAGORA 2016」でしたが、お越しいただきました皆様には厚くお礼申し上げさせていただければと存じます。


 

今期も残すところ後2回となった今回は、世界では多くの人々が未だ飢餓と戦っているというのに、わが国では、テレビや様々なメディアで取りざたされているダイエット、これは飽食以外の何物でもありません。そしてその飽食の実害である「肥満~メタボリック」という問題について、この分野の研究の第一人者である京都大学の森谷敏夫教授にお越しいただき「健康をつくる!~肥満のホントの理由とは!?」と題してお話しいただきました。

まず初めに森谷さんから「肥満やメタボの原因は遺伝ではない。また今巷でもてはやされている「低炭水化物ダイエット」も間違いで、しっかりと炭水化物を取って筋肉や脳に栄養を供給しないダイエットなんてありえない」と様々なデータやエビデンスを基に、まさしく目から鱗のお話をしていただきました。そして「脂肪細胞が一定より大きくなると炎症を起こして生理活性物質を分泌し、それがさらに体に悪い影響を及ぼし悪循環となる」など、普段私たちが耳にしている話とは一味も二味も違う興味深いお話を、先生独特の楽しい話術でとても分かりやすく教えていただきました。ディスカッサントの山口さんがおっしゃった「乱暴にまとめてしまうと、筋肉は動かせ! 脂肪は減らせ!ということでしょうか」という言葉がとても印象的でした。

とは言え、分かっていてもなかなか実行できないのが私達です。森谷さんの話を受けてのディスカッションでは、レギュラーディスカッサントの高田公理さん、山口栄一さん、高橋淑子さんに加えゲストとして医師で医療法人知音会理事長の田邉卓爾さんにもお越しいただき、モデレータの荻野NAO之さんのリードの元、「私たちは日常でどのようにすれば変われるのか」を考えました。また間違った考え方が蔓延る中で、どうすれば正しい「肥満」の知識が広く浸透するのだろうかなどを、参加者全員で車座になって忌憚なく話し合いました。(詳細は後日ホームページ上にてご報告いたします。)

お忙しい中お越しいただきました森谷さん、田邉さんにはこの場を借りまして厚くお礼申し上げさせて頂きます。ありがとうございました。

いよいよ残すところ後一回、次回は「この世の真理を?む!~科学と仏教の関係性~」と題し、今期最終にふさわしく2030年を未来志向で考える機会にしたいと思います。どうぞ変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

≪第8回クオリアAGORA 2016 WEBフォーラム≫
https://sv219.xserver.jp/~gloseq/goodkyoto.com/bbs_manager/forums.php?s=40&state=forum_view
↑をクリックすると該当のクラウドフォーラムを閲覧、またフォーラムへ参加することができます。
※WEBフォーラムへはどなたでもご自由にご参加いただけます。

 

 

 

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2016/02/26 (01:41:36)

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クオリア京都とは?

人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

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