寒さ厳しい中にも拘わらず、昨日の京都大学湯川記念館にて開催…/お知らせ/更新情報の詳細


 

 


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寒さ厳しい中にも拘わらず、昨日の京都大学湯川記念館にて開催致しましたクオリアAGORAスペシャルには、たくさんの方のご参加ありがとうございました。今回もおかげさまでとても有意義に開催することができました。これも皆様方のご支援によるものと心から感謝いたしております。


 

今回のクオリアAGORAは、昨年10月のミニスペシャルの際に体調不良により欠席された齊藤誠先生(一橋大学大学院経済学研究科教授)、また討論のディスカッサントとしてレギュラーの篠沢先生(同志社大学大学院経済学研究科教授)、山際先生(京都大学大学院理学研究科教授)、山口先生(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)のほか、中西寛先生(京都大学大学院法学研究科教授)、小西哲之先生(京都大学エネルギー理工学研究所教授)をお招きし、それぞれのお立場での問題提起をしていただきながら「ポストFUKUSHIMA~新しい日本の針路とエネルギー問題」と題してスペシャル版公開シンポジウムとして開催いたしました。

先ず齊藤先生には事故発生当時から自らの足で収集されたデータをもとにした「福島第一原子力発電所事故」につきましてスピーチしていただきました。これまで何度もクオリアAGORAで取り上げてきたテーマではありますが、齋藤先生の多角的な分析と経済学者としての視点でのコメントに、多くの新たな発見をさせていただけたスピーチでした。それを踏まえ、引き続きましての二部構成での討論会では、これからの我国のエネルギー問題について、また選択肢の可能性や原発再稼働の是非など、参加者の方々のご意見なども交えながら、エキサイティングな議論が終了予定時間をオーバーするほど熱く語られました。齋藤先生のお言葉に「現実は想像以上に難しく、ファーストオピニオンどころかセカンド、サードも望めないかもしれないような状況であろう。だが再稼働という選択肢がとられたとしても、現場の人達の安全に対する意識は想像以上に高く、またその為の基準設定はかなりハードルの高いものとなっている。とにかく重要なことは政府、地元、電力事業者などの合意形成が大切である。時間的な猶予はあまりないかもしれないが事を早急に、強引に決定するのではなく『ゆっくりと急いで』が大切だと思う。」とのお言葉が印象的でした。(詳しくは後日ホームページ上にて活動報告として掲載いたします。)

貴重なお話しをいただきました齋藤先生、またゲストディスカッサントの中西先生、小西先生にはの場を借りまして厚くお礼申し上げさせて頂きます。ありがとうございました。
 
「2030年の未来を予想するのではなく創り出す」と言う明確な進路を見出してお送りして参りましたクオリアAGORA。いよいよ次回で2年目の満了となります。3年目も引き続きクオリアAGORAらしい視点で次代を切り開いて行く集いとなればと思っております。どうかこれからも変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


≪クオリアAGORAスペシャル 2014/クオリアAGORA WEBフォーラム≫
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2014/02/23 (17:41:48)

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クオリア京都とは?

人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

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京都から挑戦する“新”21世紀づくり/クオリアAGORA

 


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