第2回クオリアAGORA 2014、今回もおかげさまでとても有意…/お知らせ/更新情報の詳細


 

 


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第2回クオリアAGORA 2014、今回もおかげさまでとても有意義に開催することができました。これも皆様方のご支援によるものと心から感謝いたしております。


 

今回のクオリアAGORAは、日本の未来を考えるとき避けては通れない「少子化問題」にスポットを当て、上智大学経済学部教授の鬼頭宏さんをスピーカーとしてお招きし問題提起スピーチをしていただきました。

まず鬼頭先生のお話では、人口減少のメカニズムを紐解きながら、現在の少子化とは三つの要因... 「豊かさによる出生率低下」「将来の不確実性に対する不安」「家族のあり方やライフスタイルに対する社会観念の変化」などから、いわば必然的に起こっている事、また今でこそ、大きな社会問題として取りざたされているが、実は1970年代頃には国家目標として反対に推奨されていたという事。また併せて、少子化は有史以来、過去にも何度か繰り返し起こっており、これらは言い換えれば文明が許容できるキャパシティ限界での停滞であり、次に来る大きなパラダイムシフトの前兆でもあったなどを貴重な資料より明快にお示しいただきました。

しかしだからと言って、今後再び我国の人口がこれまでの歴史のように、S字曲線を描きながら大きく増加に転じる事は、多角的にも見て限界を迎えており、起こりえない事と思われます。では近い将来私たちが経験するパラダイムシフトの方向性とは? これが次のディスカッションのテーマとなり、「私たち自身の考え方を変えていくことこそが解決の鍵ではないだろうか?」「そもそも、なぜ一億人を維持しなければならないのか? ちょうどいい所に落ち着ければ、例えば3000万人ぐいらいでも良いのではないか?」など中身の濃い議論がなされ、ワールドカフェのテーマは、「(人口をキーワードとして)これからの日本社会はどうなっていくのか?→どう作るのか?」と参加者全員で熱く意見を交わしました。(詳細は後日ホームページ上にてご報告いたします。)

貴重なお話しをいただきました鬼頭先生、またゲストディスカッサントとしてお越しいただきました龍谷大学経済学部教授 末原達郎さんにはこの場を借りまして厚くお礼申し上げさせて頂きます。 ありがとうございました。
 
クオリアAGORAもいよいよ3年目を迎えました。今年度のテーマは「京都から挑戦する“新”21世紀づくり」です。先行きの見えない未来に、私達だからこそできる切り口で果敢に挑戦していければと思います。これからも変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


≪第2回クオリアAGORA 2014 WEBフォーラム≫
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2014/06/27 (00:31:12)

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クオリア京都とは?

人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

京都クオリア塾

 


 

 
 

 

 

京都から挑戦する“新”21世紀づくり/クオリアAGORA

 


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