3ヶ月ぶりとなります第1回クオリアAGORA 2015。4年目に入り今年…/お知らせ/更新情報の詳細


 

 


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3ヶ月ぶりとなります第1回クオリアAGORA 2015。4年目に入り今年度最初の開催でしたが、おかげさまでとても有意義に開催することができました。 これも皆様方のご支援によるものと心から感謝いたしております。


 

4年目に入り、より参加者の皆さんとの結束を深める目的で会員制などを導入し、「京都から2030年の未来をつくる」をメインテーマに据え、心機一転始まりました第1回クオリアAGORA 2015。 今回は「細胞の声を聞く~次世代の組織とは?」をテーマに、いつもディスカッサントとしてお越しいただいている京都大学理学研究科教授の高橋淑子さんをスピーカーとしてお迎えし、またより広く専門を異にする世界で活躍される方々との意見交換ができるよう、いつもの高田先生のほか、(株)ウエダ本社社長の岡本充泰さん、陶芸・美術作家の近藤高弘さん、モデレーターとして写真家の荻野NAO之さんにお越し頂きました。

先ずスピーチでは高橋先生より、私達人間も含めての多細胞生物が、受精段階の単細胞から細胞分裂を繰り返して複雑な生命構造となる様子、それはただ単にミニチュアが大きくなっているのではなく、様々な過程の中、一つ一つの細胞が分化しそれぞれの役割を果たすようになり、そして中にはガン細胞のように細胞社会のルールや秩序を無視するものも生まれてくる。 だがその善と悪の境目ははっきりと区別できないとてもおぼろげなもの。 「それはまるで人間社会の構造と同じではないでしょうか」とのお話を頂きました。 先生は研究中「顕微鏡越しに細胞たちの声を聞いている。」とおっしゃいます。 それは真剣に向き合い愛情を持って接しているとそれらがいろいろな事を話しかけるように教えてくれるという事だそうです。 その時が一番ワクワクするのだとも先生は教えてくださいました。

続いてのディスカッションでは、荻野さんのモデレーションのもと、ディスカッサントの皆さんの自己紹介もかねて、これまでのご活躍や今について、またそれを細胞の世界に置き換えるとどうなるのかを高橋先生にお答えいただくと言ったとても興味深い趣向ではじまり、それらから今回のサブテーマでもある「次世代の組織のあり方」についても深く意見交換されました。 お話を聞けば聞くほど細胞の世界と人間社会には類似点が多く、重要な事は多様性とそれらの調和であり、我々も社会を構成している細胞の一つである事を実感するディスカッションでした。 そしてその後のワールドカフェは、それらの話と高橋先生のスピーチを受け、参加者それぞれが、「今、何の声を聞いているか?」や「ワクワクする瞬間」についてを楽しく話し合いました。 (詳細は後日ホームページ上にてご報告いたします。)

お忙しい中お越しいただきました高橋俶子先生、またゲストディスカッサントとしてご参加いただいた岡本充泰さん、近藤高弘さん、モデレーターの荻野NAO之さんにはこの場を借りまして厚くお礼申し上げさせて頂きます。 ありがとうございました。
 
4年目を迎え、より一層熟成しこの京都の地から新しい時代を切り開いて行く...そんな力になることを目指し、クオリアAGORAは邁進してまいります。どうぞ変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

≪第1回クオリアAGORA 2015 WEBフォーラム≫
https://sv219.xserver.jp/~gloseq/goodkyoto.com/bbs_manager/forums.php?s=33&state=forum_view
↑をクリックすると該当のクラウドフォーラムを閲覧、またフォーラムへ参加することができます。
※WEBフォーラムへはどなたでもご自由にご参加いただけます。

 

 

 

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2015/06/26 (00:59:03)

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クオリア京都とは?

人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

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