第2回クオリアAGORA 2015。 夏真っ盛りの酷暑の中ではありましたが、たくさんの皆さんにお越し頂き、今回もおかげさまでとても有意義に開催することができました。 これも皆様方のご支援によるものと心から感謝いたしております。
「グローバリゼ―ション」という言葉を耳にするようになって久しくなりますが、果たして私達日本人はこの言葉をちゃんと理解して使っているのでしょうか? 今回のクオリアAGORAは、この「グローバリゼ―ションとは何か!?」をテーマに開催いたしました。
先ず初めに、スピーカーとしてお越しいただいた京都大学大学院法学研究科教授の中西寛さんより、「国際化(インターナショナリゼーション)とグローバリゼ―ションとは同じものではない。 しかし国境を海で接する島国の日本に住んでいる私達日本人にはその違いが分かりにくいのかもしれない。」という事から、国際化(インターナショナリズム)と国際主義(グローバリズム)との違い、また昨今ではこの「グローバリズム」と言う言葉が乱用されすぎているのではないか、では本当の「グローバリズム」とは何なのだろうかと言うお話いただきました。
そして引き続きのディスカッション~ワールドカフェでは、レギュラーの山口栄一さん、高橋淑子さん、モデレーターの荻野NAO之さんにに加え、ゲストディスカッサントとしてお迎えした、木乃婦三代目の高橋拓児さんを交えて、私たち日本人の持つ価値観が、どうすれば世界基準となり、「グローバリゼ―ション」されるのかと言う課題を、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「和食」を題材として話し合ってみました。(詳細は後日ホームページ上にてご報告いたします。)
お忙しい中お越しいただきました中西寛さん、またゲストディスカッサントとしてご参加いただいた高橋拓児さんにはこの場を借りまして厚くお礼申し上げさせて頂きます。 ありがとうございました。
4年目を迎え、より一層熟成しこの京都の地から新しい時代を切り開いて行く...そんな力になることを目指し、クオリアAGORAは邁進してまいります。どうぞ変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
≪第2回クオリアAGORA 2015 WEBフォーラム≫
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※WEBフォーラムへはどなたでもご自由にご参加いただけます。
2015/07/24 (00:12:56)
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クオリア京都とは?
人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?
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