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第3回クオリアAGORA 2013、今回もおかげさまでとても有意義に開催することができました。これも皆様方のご支援によるものと心から感謝いたしております。


 

今回のテーマは「古人骨・古代の色からみる、日本人とは何か!?」と題し、京都大学の片山一道名誉教授と、「染司よしおか」五代目当主、染色家の吉岡幸雄氏のお二方にお越しいただきお話しをうかがいました。

まず片山先生のお話では、骨からわかること~わからないことを踏まえ、起源から現在に至るまでの日本人の変化をお示しいただきました。なかでも遺伝子万能と思いがちな昨今の情勢のなか「目から鱗」だったのは、日本人の骨格の変化は、民族間の混血などを理由とする遺伝子によるもではなく、主に生活スタイル(食生活など)の変化によって大きく変わるものなのだということでした。

また吉岡さんのお話では、日本人がその起源よりの歴史とともに歩んできた「色」についてをお話いただき、ともすれば「わび」「さび」だけで語られてしまいがちですが、本当は豊かな彩(いろどり)をこよなく愛してきた日本人の色彩感覚の素晴らしさを再発見させていただきました。

グローバル化が叫ばれる現代ですが、何もかもが均一になることは出口のない袋小路に閉じ込められてしまうようなもの...。私たちが私たちである所以(由縁)、「色=文化」として、またそれこそが新たな産業やビジネスの礎となる発想を模索して、ディスカッション~ワールドカフェ、ワイワイガヤガヤと楽しく語り合いました。
 
貴重なお話しをいただきました片山先生、吉岡様、本当にありがとうございました。この場を借りましてお礼申し上げさせて頂きます。
 
2年目を迎え、クオリアAGORAは「2030年の未来を予想するのではなく創り出す」と言う明確な進路を見出して、前進していきたいと思います。これからも変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

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2013/06/27 (22:36:56)

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クオリア京都とは?

人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

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