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熱中症注意報が出る猛暑の中ではありましたが、第4回クオリアAGORA 2013、今回もおかげさまでとても有意義に開催することができました。これも皆様方のご支援によるものと心から感謝いたしております。


 

今回のテーマは「科学×感性 日本料理の美味しさとは何か!?」と題し、日本料理~日本酒の最前線でご活躍される「木乃婦」 若主人の高橋拓児氏と、「佐々木酒造」社長の佐々木晃氏のお二方にお越しいただきスピーチしていただきました。

高橋氏のお話では、「鰻寿司」を例としてとりあげ、その作り方から始まる日本料理の考え方と、西洋料理(フランス料理)の考え方の違いを明確にお示しいただきました。 また科学的に分析し味付けの主原料である「醤油」「みりん」「酒」を使わず他の材料から味を再構成して作られた「鰻寿司」をお持ちいただき皆で試食させていただきましたが、その違いがわからないできばえに本当に驚かされました。

佐々木氏には日本酒造りの歴史変遷の中、受け継がれる精神はしっかり固持しながらも、現代の現場は分析やそれに基づく管理手法など、科学的な手法も時代に合わせて取り入れてらっしゃる…、だからこそより美味しいお酒を求めるニーズに応える事や、変わらぬ品質を維持することができるとのお話をいただきました。

続いてのディスカッションではレギュラーディスカッサントに加え、食品・栄養化学がご専門の京都大学大学院農学研究科の伏木亨教授にもご参加いただき、高橋氏、佐々木氏のスピーチをベースに、フランス料理やワインなどとの比較法的見地から、日本食、日本酒の精神性や哲学~立ち位置などの議論に花が咲き、そのままワールドカフェでも「2030年の日本食と日本酒は?」のお題に大いに盛り上がりました。(詳しくは後日ホームページ上にて活動報告として掲載いたします。)

貴重なお話しをいただきました高橋さん、佐々木さん、またゲストディスカッサントとしてご参加いただきました伏木先生、本当にありがとうございました。この場を借りましてお礼申し上げさせて頂きます。
 
2年目を迎え、クオリアAGORAは「2030年の未来を予想するのではなく創り出す」と言う明確な進路を見出して、前進していきたいと思います。これからも変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。



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2013/07/26 (10:08:23)

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人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

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