第10回クオリアAGORA_2014/アンケート結果報告
スピーチ
問題提起
ディスカッション
≪アンケート結果報告≫
1. シンポジウムに参加した理由
- 京都府でのエネルギー問題の認識を持つこと。 (60代 男性 無職)
- 脱原発、原発推進かは余りにも感情論、経済優先論で議論されている。 もっと地球、人類の未来の視点から、科学的、公平的に考えていかなければならない。 それを考えさせてくれるからと思って参加した。 (60代 男性 無職)
- エネルギーシステムの現状や将来などを詳しく聞ける。 (60代 男性 会社員)
- エネルギー、ベストミックスへの産業界の対応が聞ければと思って。 (50代 男性 会社員)
- 原発問題という関心のあるテーマについて勉強したいと思った。 (20代 男性 学生)
- 福島事故を受けて、エネルギーをどうするかの関心から。 (男性 60代 無職)
- 核分裂エネルギーの正しい活用に向けた理解がどの程度進展しているかを確認するため。 (50代 男性 会社員)
- エネルギー問題に関心がある。 (60代 男性 研究者)
- 3.11以降の日本の在り方について考え続ける重要性を感じている。 (40代 男性 経営者)
- 原発を再稼働させる動きに経済学的な根拠があるかどうかを知りたかったから。 (70代 男性 無職)
- 経済学の視点からこの事故をどう捉えているかに興味があった。 (60代 男性 教師)
- 以前からクオリアの活動に興味があった。 (40代 女性 会社員)
- 前回参加してみて、今まで考えなかったことを考えるきっかけになったから。 (20代 男性 学生)
2. このシンポジウムに関しての意見や感想
- シンポジウムに終わらず政策面に反映させて欲しい。 止めるか動かすかとった単純な問題ではないことが少しは理解できた。 マスコミも背景などを根気強く報じて欲しい。 (60代 男性 無職)
- 原発事故の話に終始してしまったのは残念だった。 もっと聴取者の意見を聞き話を広げるべきだったと思う。 (60代 男性 無職)
- 小西先生の原子力の話は大変勉強になり大賛成。 日本はもっと原子力に力を入れるべき。 廃炉技術など日本が世界をリードしなければ地球の将来が心配で、停めたら終わりです。 (60代 男性 会社員)
- 山極先生のご意見に大賛成。 発想の転換をしないで人類の未来は開けない。 (70代 女性 無職)
- 深く考察すべき問題が横たわっていることに気付いた。 (50代 男性 会社員)
- 多分野の研究者による論議が非常に良い試みと思った。 大学の1講義として行うのも良いのでは。 (20代 男性 学生)
- エネルギー問題は政策決定、決断の問題。 科学技術、見通しを踏まえた上で決断をしない政治は不毛で偏向している。 (60代 男性)
- 原発の現場、もしくは関わっている人を呼んで、もっと具体的な話をしてもらえればよかった。 (20代 男性 学生)
- 総合的な知識を持つ人材が必要ということは、その通りと思った。 (40代 男性 研究者)
- データに基づき議論すべき。 (40代 男性 会社員)
- 実情に立脚した議論が、東京からの論客(齊藤先生)に来ていただいて、よく分かり今後の方向性も示されて有り難かった。 (50代 男性 会社員)
- よいテーマと議論だったが、時間が不足しており、今後も機会があれば参加したい。 (40代 男性 研究者)
- 学際的なプレゼンテーションがあってよかった。 もう少しフロアとの議論があればなおよしだった。 (50代 女性 研究者)
- 次代を担う若い人のシンポジウムへの参加を増やすことが我々の使命であり、若い人の問題意識を高め、真剣に考える機会になればと思う。 (60代 男性 高校教師)
- 原子力発電、廃棄物処理の問題点がよく分かり、非常に考えさせられたシンポジウムだった。 (60代 男性 会社員)
- もう少し産業経済面からのアプローチを期待していました。 (60代 男性 経営者)
- 経済の視点に加え政治学の観点からも論点を出していただき、異なる切り口の論点が示されて興味深かった。 (40代 男性 会社員)
3. 日本の近未来のエネルギー政策について
- 廃炉や事故対応などを体系的に整理し官学産が一体となった学術分野、産業分野に育成することが求められる。 国内のみならず不幸にも近隣諸国での問題発生時に対処するための方策や制度設計が必要と思います。 (60代 男性 無職)
- 温暖化の問題はもっと深刻である。 未来のエネルギーを考える上に、この視点は絶対に欠かせないと思う。 原発なくせ、化石エネルギーをフルに使うでは済まされないと思う。 (60代 男性 無職)
- 自然エネルギーの導入をベストのように言う人がいますが、①系統の安全性 ②継続性 ③コスト などなど実際に計算して成立するかどうかの資料で説明してもらいたいものです。 (60代 男性 会社員)
- 原発継続で、廃棄物をなくす方法が今後開発されるという小西先生の話は、根拠があるのでしょうか。 日本学術会議が500年保管して考えましょうと言っていましたが…。 (70代 女性 無職)
- 核のごみ処理に資金と人材を投入してほしい。 (40代 男性 会社員)
- 近視眼的ではないエネルギー政策と技術・工学・運用の対応が必要。 (50代 男性 会社員)
- 既存エネルギーに依存している今の状況をどうするかというのは、非常に難しい問題と思います。 例え、新エネルギーが開発されたとしても、そこに絡んでくる利権争いをどうするかは、次に考えなければならない問題になると思います。 (20代 男性 学生)
- 原発や火力など海外からの資源に依存するエネルギーでなく、日本で確保できる資源によるエネルギーを推進すべき。 具体的には木材、石炭、地熱、水力。 巨大装置でなく各地で特色ある消費地に近いものをやればよい。 (60代 男性)
- エネルギーに関する教育をすることが重要ではないか。 (20代 男性 学生)
- 冷静に原子力を考える必要あり。 そうであれば必須では?(40代 男性 会社員)
- ピークオイル、資源ピークをすでに経過し、EPRを無視した資源論を一刻も早く追放して、核分裂エネルギーの有効活用を推進すべき。 そのために放射能の安全性を科学的に議論し、広く社会に理解されるための施策が不可欠だと思っております。 (50代 男性 会社員)
- 原発の再稼働は現在の電力需要を満たす上でも、必要と考えています。 再生可能エネルギーは発電量のコントロールが難しく、変換効率が低い状態です。 近未来は原発を活かしつつ他の発電方法の技術革新を行っていくべきと思います。 (40代 男性 会社員)
- 脱原発を進めるべき。 岩波新書の武谷三男氏の著作をトムと、原子力発電は1970年代当時と変わっていない。 (60代 男性 研究者)
- 持続可能エネルギーしか無理だと思う。 (40代 男性 経営者)
- 問題を先送りせず、現世代で決定すべきことを速やかに議論して結論を出すことが必要と思う。 (40代 男性 研究者)
- 2050年に人口が1億人を切る状況を踏まえると、今までのように経済成長による国民の生活環境を向上は困難と考えている。 その前提に立てば、核分裂反応を人間が制御する危険がある原発はリスクが大きすぎて、人類にとって大きな負の遺産を残すと思う。 (70代 男性 無職)
- 今こそトータルな観点から生態系の一員として、今何を選択すべきか考える機会と捉えて対応することが大切と思う。 (50代 女性 研究者)
- 世界で唯一の被爆国であり、そして福島での原発事故を経験した国として、この時期にエネルギー問題の見直しについて真剣に取り組むチャンスと思う。 現政権政治家には全く期待していないので、自然と共生できるエネルギーンぽ重要性をもっと具体的に若い人に説明するのが大人の役割である。 (60代 男性 高校教師)
- 原子力施設は稼働していなくても、災害が起きれば危険と思う。 直近では経済への影響を考えると稼働することが一番良い。 しかし新しい施設はつくらない。 既存施設は停めない、自然エネルギーは進歩させるがよいと思う。 (30代 男性 経営者)
- 原子力発電をベースとした政策が今後も必要と思う。 (50代 男性 公務員)
- 短絡的に脱原発ではなく、国策として核とどう向き合うかで、長期的視点での議論と方向性を決めて欲しい。 (60代 男性 経営者)
- 日本が国をあげてエネルギー問題に真剣に取り組んでいるように見えないので、絶望感しかない。 日本は将来につながる研究を引っ張りあげることが下手なので、ほかの国に期待するしかない。 これからはエネルギーを消費してモノをつくるのではなく、エネルギーをつくるような研究にシフトして欲しい。 (40代 女性 会社員)
- エネルギー使用量とGDPは正の相関がある。 私の予想では20年代には質の良いエネルギーが得にくくなり、GDPはマイナス成長の可能性がある。 その上の本のエネルギーが4%程度で、他国に頼らざるを得ない。 そのためエネルギー問題は国民すべてにかかる非常に大きな問題であるにもかかわらず、国民レベルの議論が少ない。 エネルギー問題を議論する時に、エネルギーをどう確保するか、代替エネルギーをどこに求めるかが大半を占める。 一人あたりのエネルギーをどう減らすかの議論が少ない。 エネルギー消費量を減らしても幸せを感じる社会をつくるには、一人ひとりの生きがいや社会構造、都市機能も絡む問題で大きな議論が必要。 (60代 男性 学生)
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人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
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